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事例紹介

株式会社KiAI様

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2025年6月19日更新

株式会社Toolchain 藤本 × KiAIエンジニア 濱野 対談インタビュー

現場を変えた3ヶ月。開発リーダーとエンジニアが語る、プロジェクトの舞台裏

藤本:
今回のプロジェクト「KiAI」では、私は3月から開発とチームリードの立場で関わらせてもらいました。まず最初にお聞きしたいのですが、私のこのプロジェクトにおける役割を、どのように捉えていましたか?

濱野:
チームリーダー、あるいはプロジェクトマネージャー的な立ち位置として認識していました。進捗管理はもちろん、会社としてまだ仕組みが整っていない部分を補っていただいたという印象が強いです。

藤本:
そう言っていただけて嬉しいです。私自身も、現場の中で足りないところを見つけて、整えていくことを意識していました。1月はコンサルという立場で関わっていましたが、3月からは現場に入り込む形で本格的に稼働しました。その中で、当初と比べて、何か変化を感じた部分はありましたか?

濱野:
はい、大きく変わりました。特に、タスクの分解や進め方の重要性を実体験を通して学べたのは大きかったです。前から「これは必要だ」と頭では分かっていたのですが、実際にやってみて、「あ、こうすれば効率的に動けるんだ」「再現性ってこういうことなんだ」と腑に落ちましたね。これは今後のプロジェクトでも間違いなく活かせる知見です。

藤本:
なるほど、それは非常に嬉しいフィードバックです。では、私の具体的な行動や取り組みの中で、特に印象に残っているものはありましたか?

株式会社KiAI濱野さん
株式会社KiAI 濱野さん

濱野:
やっぱり、社長と対等にしっかり対話されていたところですね。意見をはっきり伝えつつ、対話を通じて合意形成していく姿勢がとても印象的でした。その様子を見ていて、「ああ、こうやって進めていくべきなんだな」と感じましたし、社長ご自身の考え方にもポジティブな変化があったように思います。

藤本:
ありがとうございます。私自身、現場の信頼や共通認識をどう築いていくかは常に意識していました。「ミーティングの振り返り」を定例化することもその一環でしたが、この取り組みに対してはどのような効果を感じましたか?

濱野:
とても効果的でした。振り返りを定期的に行うようになってから、自分たちのタスクが明確になり、次に何をやればいいか迷うことが本当に減りました。日々の流れがとてもスムーズになったと思います。

藤本:
それを聞いて安心しました。他にも、ペアプロやドキュメント整備など、いくつかの取り組みを一緒に進めましたが、それらに対する印象の変化はありましたか?

濱野:
かなり大きく変わりました。ドキュメントや、可読性の高いコードの重要性は、今では強く感じています。以前は「後からやればいい」と思っていた部分もありましたが、実際には最初から整えておかないと、新しいメンバーが入った時に本当に何もできないんですよね。これはプロジェクト全体の生産性に直結するんだと、身をもって実感しました。

藤本:
おっしゃる通りですね。プロジェクトが進む中で、チームの士気や働きやすさについて、私の関わりが貢献できた部分はありましたか?

濱野:
はい、間違いなくありました。社長との認識合わせをしっかり行ってくれていたことで、私たち開発側も安心して作業に集中できました。藤本さんが間に入ってくれていたからこそ、進めやすい空気が生まれていたと思います。

藤本:
ありがとうございます。そのように感じてもらえて嬉しいです。今回のプロジェクトでは、GCPからAzureへのマイグレーション、Stripeの実装、プロモーションサイトの構築など、多くの成果がありましたが、特に印象に残っている取り組みはありますか?

濱野:
Stripeの導入ですね。新しい技術を扱うときって、その設計思想に沿って実装しないと破綻することが多いと思うのですが、藤本さんがそのポイントを的確に整理して導いてくれたおかげで、安心して進めることができました。「ここはこう設計すべき」「現状はこうだけど、こう改善できる」といった具体的な指摘が、本当にありがたかったです。

藤本:
そこは特に力を入れた部分だったので、そう言っていただけて嬉しいです。技術選定や設計方針といった、いわゆる意思決定の面でも、一定の貢献ができたと感じていいでしょうか?

濱野:
はい、まさにその通りです。新しい技術に対する理解と、それに即した設計方針を提示してくれたことで、開発全体が迷いなく進みました。あのガイドがなければ、もっと混乱していたかもしれません。

編集後記|株式会社Toolchainより
本プロジェクトでは、短期間ながらも技術導入・チーム体制の強化・業務プロセス改善といった複数の課題に対し、着実な成果を出すことができました。株式会社Toolchainは、単なる技術支援にとどまらず、経営層との対話から現場への落とし込みまでを一貫して行うことで、持続可能な開発環境とチームの自走力を支援しています。貴社の成長に貢献する「信頼できる外部の開発リーダー」として、今後も価値あるパートナーであり続けます。

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