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Macbook Air 2014 11inchを出先用に買ってみた

10年前のMacBook Air(2014)は2025年でも使えるのか?Macbook Air 2014 11inchを出先用に買ってみた

2025年4月30日 | 未分類

購入の背景と動機

お手軽に持ち運べるPCが欲しくなったので、2014年製のMacBook Air 11インチを実験的に購入してみました。結果として、2025年現在でも問題なく使えるレベルで、Google Meetや簡単なプログラム、メモ取りなどの普段使いには全く問題がなく、現在も現役で使用しています。

2025年に入り、出張などでMacBook Pro 14インチをリュックに入れて持ち運んでいましたが、長距離の移動や歩行が多い場面では腰に負担がかかるようになりました。そこで、より軽量なPCを探し始めました。

正直、外出先でMacBook Pro並みの性能が必要になることはほとんどなく、弊社の場合、実作業は自宅で集中して行うことが多いため、持ち運びにはMacBook Proである必要性すら感じなくなっていました。

要求スペック

ざっと考えた要求スペックは次の通りで、GoogleやPerplexityなどを使って調べました

  1. 普段使いで困らないぐらいの性能がほしい
    • ブラウジング
    • オンラインミーティング
    • 軽量なText Editor
  2. Macbook Pro 2023 14inchより軽くて、小さい
    • 14inchは正直自分の中では外で扱うには大きすぎるし重すぎる。歳のせいかもしれませんが。。
  3. バッテリー性能に優れている
    • 外出先ではもしかしたら電源が使えない可能性はあるので、4,5時間は少なくともバッテリー稼働できる
  4. できるだけ安く
    • 仕事用ではなく個人で使う用途なので

比較検討した候補機種

中古市場で以下の2機種が候補として浮上しました:

  • Panasonic Let’s note SZ6:軽量性と堅牢性に優れたビジネス向けモデル。
  • MacBook Air 11インチ (Early 2014):Appleエコシステムとの親和性、薄型デザイン、手頃な価格。

いずれも重量1kg前後、価格は1万〜3万円程度で入手可能でした。

MacBook Air 11インチ(2014)を選んだ理由

最終的に、タイトルにあるようにMacBook Air 11インチ (Early 2014)を購入しました。決め手になったのは次の3つの点です。

  • コストパフォーマンス:Core i7 / 8GB RAM / 256GB SSDという高スペック構成の個体が、状態良好で2万円という低価格で入手可能だった。
  • Appleエコシステムとの親和性:メイン機がMacBook Proであり、AirDropやユニバーサルクリップボードといった機能で業務効率の向上が見込めた。
  • バッテリー性能:中古ながら約5時間のバッテリー駆動が可能との事前情報があった。

正直 Let’s noteもかなり軽いし、バッテリー持ちも良いのでLet’s noteでも良かったのですが、Apple製品に最近は囲まれているのもあるので、Macbook Airに決定しました。

実際に使ってみた感想

普通に使えます。
若干ブラウザを利用している時にキーのタイプと文字の入力にラグが発生するタイミングなどは時々見られますが、イライラするほど遅延が発生したりはしないので、問題なく外出先では利用できています。
 オンラインのミーティングなども利用してみましたが問題なく利用できますし、軽量なアプリケーションであればこのマシン上でも問題なく作成、実行もできます。

Statsというアプリを使ってメニューバーにCPUやメモリなどの使用率を随時監視していますが、CPUに関してはおよそ20%前後、メモリは75%で安定して稼働しています。時々、ファンが作動してうるさいと感じたりすることもありますが、カフェなどはそもそもうるさかったり、イヤフォンを使用してこのPCを利用しているのであまり気にならないです。

【結論】2025年でも使える!古いMacBookの可能性

普段使いとしては、全然使えます。
ブラウジングするだけの人であればそもそも最新のPC買う必要などないとは昔から思っていましたが、実際に試してみるとより実感が湧きます。
また、昨今のアプリケーションはそもそもSaaSの形をとっているので、クライアントマシンであるこのMacbook Air自体に負荷がかかりませんし、Canvaでろうが、Figmaであろうが、Perplexity, AI Studio, Chat GPTなどなど普段このPC上で色々使っていますが、まったく問題になりません。

M3やM4の性能と比べたら、天と地ほどの差はあるとは思いますが、いつもMacbook Proに高負荷をかけているかというとそうでもないので、今回の用途でMacbook Air 11inchを購入したのはよかったかもしれません。

ためしに24LTSのUbuntuもUSBから試しに触ってみましたが、OSXよりより滑らかに動作したので、OSXに何か問題があった場合は、LinuxにOSを変えて利用しようと思います。

Macbook Air 11inch 2014