まとめ
今回のイベントでは、各社のサービスの特徴だけでなく、最近のトレンドや、それぞれのサービスがどこを重視し、今後どのように成長させていくのかについて話を伺えたのが良かったです。また、イベントブースでは多くのお土産が配られており、中にはオライリーの本もありました。
さらに、各社がSREやPlatform Engineeringに関する取り組みを紹介しており、特にコストに関する発表が多かった印象です。個人的には、杉田さんのナレーションが一日中流れていたのがとても新鮮で、印象に残りました。
感想
朝9時30分から中野セントラルパークで開催された SRE Kaigi 2025 に参加しました。このイベントではSREに関するさまざまな発表やブース出展があり、とても学びの多い1日でした。前回はオンラインでの参加だったため、現地での雰囲気は今回が初めてでしたが、最後まで参加できたことで新たな視点や気づきを得ることができました。
発表内容について
各社のSREやPlatform Engineeringに関する取り組みが共有され、Kubernetesやクラウド利用時の実践的なTipsが紹介されました。特に、@hgsgtk さんの「インフラコストとセキュリティ課題解決のためのリアーキテクチャリング」の発表が印象的でした。この発表では、具体的な事例やその判断に至ったプロセスが丁寧に共有されており、社内の体制の整備状況が伺える内容でした。非常に学びのある発表だったと思います。
今回のイベント全体を通して、SRE視点でのコスト効率化に関する話題が多かった印象を受けました。SREやインフラチームは「コストセンター」と見なされることが多いですが、それでもサービス向上を図りながらコスト削減に取り組む実例が共有され、とても参考になりました。もちろん、他社の取り組みをそのまま自分たちのチームや環境に適用するのは難しいですが、一つの参考例として活用したいと感じました。
懇親会
懇親会では、同じテーブルの方々や、イベントスタッフ、発表をされていた @jacopen さんとお話する機会がありました。初めにお話した方々はそれぞれの会社の役員の方で、弊社が創業したばかりであることをお伝えしたところ、多くの有益なアドバイスをいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
また、@jacopen さんにはTerraformに関する質問をたくさんさせていただき、丁寧に回答していただきました。これらの知見を、弊社のサービス開発にも活用していきたいと思います。
今回のSRE Kaigi 2025では、SREやPlatform Engineeringの実務における課題解決の知見を多く得ることができました。特にコスト効率化やセキュリティ改善に関する話題は、弊社にとっても直面する重要なテーマです。今後もこうしたイベントに積極的に参加し、学びを深めていきたいと思います。